今のバイクの性能に特に不満があるわけではない。
というより僕の走行能力ではEMONDA SLのフレームも
マビックのホイールもアルテグラのコンポも、
その性能の限界に到達することは無いだろう。
それでもあれこれ妄想してしまう。
久し振りにバイク雑誌を買って、もし買うならどのモデルかなどと
こっそり物欲に浸っている。

フレームで必ず候補に挙がるのは、デロ-ザSK。ピニンファリーナのロゴと
ハートマークのルックスは文句なしにカッコイイ。
ジロディイタリアをクネゴがこのバイクで走ったという物語も付いてくる。
ただインプレを読んでいると、どうやら僕レベルが乗ると足を削られそうだ。
それならば同じデローザでアイドル。フレームのルックスは、
文句なしに美しい。ただこのフレームに乗っていると
女の子と被ってしまいそうだ。フレームカラ―にピンクを
用意しているあたり、作り手もその辺を意識しているようだ。
どうせミーハー路線なら、ビアンキのオルトレXR4をチェレステカラーで
揃えたバイクも振り切れていてカッコいいかも知れない。
リドレーのヘリウムXやフェニックスSLも、
好きなデザインで、プロが使用したという物語が付いてくる。
ただこの辺のモデルは、今のEMONDA  SLのフレームと
性能的には、あまり変わらないレベルだろうと思っている。
大企業TREKの中価格帯の製品は侮れないものがある。

大好きだったキャノンデールは、CAAD12は相変わらず
孤高のアルミフレームといった風情で、価格も手ごろで
最初の一台ならベストバイなんだが、キャノンデールのカーボンはというと
なんだか、みんなディスクブレーキモデルばかりになってしまった。
どちらかと言えば、新しい変化に臆病な正確のせいか、
今のキャリバーブレーキでも後輪は簡単にロックするのだから
それ以上の制動力は僕には入らないと思ってしまう。
エグザリットリムのお蔭で雨の日の制動力もそんなに悪くない。
というより競技レーサーじゃないので雨の日は乗らない。
それよりもディスクブレーキはホイールの取り外しが
面倒そうだし、調整やパンク修理も手が掛かりそうだ。
このところ感じるのは、僕が興味を持ちはじめた10年弱前、
ロードバイクのカラーリングは、各社の特徴があり、
これがウチがカッコイイと思うデザインだから、
気に入ったら買ってくれといった風情があったが、
このところ素人受けを狙うただの工業製品のように
なってきたような気がする。
そんな中で僕にとっての今の本命といえば、
フランスのTIME、わずか3車種しかないラインアップの中で
一番乗り手に優しそうなフルイディティが欲しい。
独自の製法でカーボン素材から自社工場で作られるフレームは、
僕にとってはまさしく本物だ。現物を見ると軽いとか重いとか、
剛性がどうだとかを超越している。
台湾や中国で委託生産されるモデルとは一味違う。
人生最後のモデルは今のラインアップの中ならこれだろうと思う。
もっとも2018年モデルは、ちょっと痛いカラーリングになってしまったが。
あれこれ妄想している間に、TIMEからアルプデュエズという
ヒルクライムバイクがリリースされた。