昨日は朝寝して、グズグズと起きだし、
あまりの天気の良さに、重い腰を押されて
朝10時くらいにやっとEMONDAに跨った。
先週の土曜日にCAAD10で走った海ノ中道を
7,8㎞走って眠気も消えた頃にふと感じたのは
・・・こっちの方が良いな・・・
初めて乗った時にも感じたが
カーボン樹脂の車体の密度が高くて、軽く
滑らかな走行感がよみがえる。
路面からの振動もほんの少しだが
ボリュームが小さくなる。
もちろん消え去る訳ではないが、ひとつひとつのノイズが
少しだけ軽くなるようなイメージだ。
CAADは、強く踏み込むとバイクだけグッと前に進むような
気持ちの良い感覚があるが、EMONDAは、踏み込んだ感じは
わずかに柔らかさがあって静かだがリニアにスピードが上がっていく。
表現が難しいが、どちらが優れているということではなく、
走行感覚、いわゆる乗り味が違う。
ジャンルが違うとでも言った方が良いのかもしれない。
どうも、アルミフレームとカーボンフレームの比較
としては、多くの経験者が感じただろう
一般的な感想になってしまったが、
もちろんロードバイクの走行を楽しむには、
どちらのバイクでも構わない。
どちらのバイクも、僕の走行能力を
大きく超える性能を持っているし、
1台しか乗らないのなら、比較のしようもない。
あれこれと最初の一台目で悩んでいる人がいたら、
予算が許す範囲で、とにかくデザインが気に入ったモノを選んで
早く乗ることをお勧めする。

久し振りにCAAD10に乗ったお蔭で
どうも、辛口になりがちな僕のEMONDAに対する
評価が少し上がった。
EMONDAの累計走行距離は2300㎞を越え、
その外観にも、随分と親しみがわいてきた。
というより、スローピングフレームに馴染んできた
というべきかもしれない。
(それでも後2,3㎝でいいからトップチューブと
シートチューブの接点が高ければ気持ちが良いのだが。)
今回、弟に進呈したCAAD10にアルミペダルのPD-6700 も
くっついていったので
EMONDAには、カーボン素材のPD-9100を新調したが、
マットブラックの外観がフィットしているせいかもしれない。
ペダルくらいでそれほど変化がないだろうと思っていたが
その性能も含めて思いのほか気に入った。アルミ製のPD-6700と違って
カーボンの為、重量配分のメリハリが効いているのか、
しっかり直立した状態になるので、クリートを嵌めやすい。
何年乗ってもスタートの時、クリートを探している僕にはありがたい。
走行距離51.2㎞ 走行時間2時間9分 平均時速23.8㎞ 獲得高度308m

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