しばらく家で眠っていたCAAD10を弟に進呈することにした。
彼も40代の終わりを迎え、子供達も手が掛からない年齢に
成長したのでロードバイクに乗るには、
良いタイミングだろうと思うし、新しいスポーツに取り組むには、
もうあまり時間がない年齢かも知れない。

進呈するに当たって、僕が出した条件は、
○街乗りには使わない、あくまでロードバイクとして使用すること。
○ヘルメットは必ず着用すること。
○レーパンを着用して、取り敢えず累計100㎞くらいは走ること。

  ※「僕が思うロードバイクとしての使用=晴れた気持ちの良い休日の午前中に
      出来れば朝早く出発して、走る事を楽しむ為のスポーツ機材として使用する。」

一年弱走行していなかったので、チェーンオイルを入れ替えて
あちこち気が付く部分を増し締め、バーテープも張り替えて、
クロモリボルトのサビが気になっていたステムをチタンボルトの
3T ARXⅡ TEAM に交換した。
点検の意味もこめて志賀島へ最後というのは大袈裟だが、
久しぶりのCAAD10でのライディング。
持ち出す時に感じたのは、やはりエモンダより少し重い。
ホイールは、古いアルテグラだし、コンポ、フレームも少しずつ
重いから当たり前だが、それでも1㎏程度の差しかない。
「自転車は持って走るものではなく、乗って走るもの」は、
漫画「のりりん」の老松さんの名言だが、走り出すとまったく気にならない。
むしろ、ペダルを踏み込んだ時の一瞬の加速感、バイクが前に
進もうとする感じは、こっちの方が上かなと思うくらいだ。
気になっていた変速の具合も、少し重いが
まあ許容範囲といったところだったので安心した。
ハンドルバーが、アルミとカーボンの違いもあるかも知れないが、
荒れた路面の振動は、やはりリニアに伝わってくる。
なんとなく感じる走行の滑らかさでは、カーボンフレームの
EMONDAに軍配が上がる。
CAAD10は、やはり無骨な感じだ。
ただそれが、よく言われる手のしびれとか疲れなんかに
繋がるほどとも思えない。
実際、僕は昨年このバイクで一日260㎞のロングライドを完走した。

走りながら、良い自転車だったなと改めてつぶやいていた。
このバイクに乗ると蘇ってくる多くの思い出も含まれているが。
13年12月山下公園