EMONDA SLのフレームが店に届いたと、アキヅキの御主人から
連絡をいただいた。
年間わずか10万台に満たない国内ロードバイク市場なのだから、
発注の実売分と在庫分くらい分析して供給すれば良いのになどと
小市民的な不平不満を楽しんでいたら、あっけなく入荷した。
12月半ばだと聞いていたので、ハンドルパーツについても,あれこれと
優柔不断を楽しんでいたのだが、
ハンドルバーは、トリプルティのカーボンモデル、エルゴサムチームの
旧型モデルを選んだ。CAAD10と同じアルミモデルのエルゴサムPROにして、
サドル、ハンドル、ペダルのいわゆる「3つのル」を全く同じ製品
にして、セッティングの数字も同じにしておけば乗り換えた時の
違和感もなく、ハンドル破損の危険性だって少ない。
カンツェラーラだって、エルゴサムPROを使っている。
(ヴァンガードレンは、エルゴサムTEAMを使っているけど)
そんな事も考えたが、今ここで選択しないと僕はカーボンモデルの
ハンドルバーを握ることが、無いかもしれない。
それはロードバイク人生における大きな損失だという結論にいたった。
だが本音のところは、デザイン、カラーリングが好きで、このモデルは
単純にモノとして僕にはとてもかっこいいモノに見えるので
ただ欲しかったということだ。
グロスブラック基調に赤と白が差し色でわずかに入っているフレームが、
欲しくてわざわざフレームで購入した。
ハンドルとステムの赤いラインはとても似合うだろう。
サイズは、今のPROと同じC-C400mmで形状もほぼ同じだ。
じっくりと触ってみると末広がりのようで、図ってみると下ハンは410mm
ほどある。
ステムは3TのARX Ⅱ TEAM、3Tのステムとしては、これも旧型モデル。
3Tは大好きなパーツメーカーだが、外観のカラーリングが好きなのは、
この世代のモデルまでで、現行モデルのグラフィックは意味が分からない。
もう一つ前のモデルARX-TEAMは、チタンボルトを締付ける時に
頭が折れると話題になったので、少々不安ではあるが、
これだけ販売されて、プロも使っているのだから杞憂に過ぎないだろう。
なによりも大事な点は、EMONDAもヘッド角は73度なので、
アングル17度のこのステムは装着すると水平となる。CAAD10と違って
トップチューブはスローピングしているのでどういう印象になるかは
分からないが。
重量は実測するとハンドルが202g、ステムは128g、カタログ値より
少々オーバーしているが、まあイタリアメーカーなら誤差の範囲か。

もうすぐ新しいバイクが手に入る。
カーボンフレームを前提として
考えうる限り、性能もデザインも満足がいくもので、
しかもCPが高い、無駄遣いにならない選択をしたつもりだが、
なぜかCAAD10を買った頃ほど、心は弾まない。
おそらく購入にいたるまで、実車を見ていないからだろう。
 ERUGOSUMは、ラテン語でデカルトの至言の後半部分「故に我あり」

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