CAAD10はキシリウムSLEを装着した今、僕にとっては、ほぼ完成型になった。
交換するとすればカーボンハンドルだろうが、趣味で単独走行が多い僕の場合、
落車等での破損が怖い。
リム高が35~40㎜くらいの高速走行用のホイールは、そのうち履いてみたいが、
キシリウムSLEは、最高ではないにしても、
走行性能がひどく不足だということもないと思う。
後はロードバイク人生での次の目標であるカーボンフレームがある。
何度か試乗はしているので、なんとなく変化の方向性はわかるが、
やはり乗り込んでみてわかることの方が圧倒的に多いに違いない。
ただフレーム重量が1150gくらいのCAAD10に乗ってしまったので、
中途半端なフレームではかえって重くなる。
重量だけが性能を決めるわけではないのは、分かっているが
カーボンフレームに替えて重くなるというのはなんか締まらない話だ。
まあフレーム重量1000gを切るあたりのモデルが、ベストチョイスと考えている。
僕の場合、多くのロードバイク愛好家と同じで、おそらくロードバイクで
一分一秒を争うような状況になることはない。
むしろロングライドを快適に走れる性能の方が重要なのも分かってはいるのだが
コンフォートモデルと称されるものも、なにか抵抗がある。
スピード性能も諦めたくない。スポーツカーで公道をゆったりと走って、
ひとり満足するのも乗り手の自由だろう。
具体的には時速40㎞半ばくらいまでは、しっかり加速出来るモデルであって欲しい。
そんな中で、今まで妄想したモデルが
アンカーRL8=日本チーム・チームトウゲがオートルートアルプスを走ったモデル。
筒井道隆がこのバイクに跨っている画像を見て欲しくなった。
デザインは良いし、作りは真面目だし、価格もそこそこ。
これを選ぶのは分別のある大人のクレバーな選択だと思うが、
なんか色気が無い。
このバイクをうまくカスタマイズするのも面白そうだが。
カレラ・ベレーノEVO=パンターニのバイクというマニアックなイメージが良い。
フレーム買いになるがどうせホイールやサドルは
移植するのだから、かえって良いかもしれない。
リドレー・フェニックスSL=リドレーは、実機を見ると本物のレース機材という
香りがするのは、僕だけだろうか。
フェニックスもグライぺルがレースで走ったという
物語がもれなく付いてくる。
ノーマルEVO=Hi‐MODは、僕には重量が軽すぎで、価格が高すぎだ。
ノーマルタイプには下位モデルというマイナスイメージが
あるが、ホリゾンタルだし、結局これで性能的には
ジャストなんじゃないだろうか。
ただ16年モデルは、前年のまま、置いてけぼりの
ようだしBB30はやめないし、カラーリングも今一つ。
BMC・SLR02=デザインは文句なしにカッコいい。これもツールを走った
SLR01と金型は一緒で、カーボン素材を落としたが、
剛性は変わらないとか。独自のカーボン素材まで
内製する開発能力、性能もトップレベルだろう。
グラファイトデザイン・ザニア=マニアックで人と被らない。
見た目は文句なしでカッコいい。日本のメーカーによる
設計・企画というのも惹かれるポイントだ。
国内レースでも使われているので、性能も十分だろう。
ピナレロ・プリンス=ツールの優勝モデル・ドグマと金型が一緒というのが、
物語がある。TORAYCAの文字をフレームに刻めるのは
ロードバイクではピナレロだけというのもくすぐられる。
昨年、試乗したがとても良かった印象がある。
オンダフォークは、他にない潔さがある。
ただ、2016年モデルは目を疑う程、とても残念な
カラーリングになってしまった。
コルナゴCX‐ZERO=パリ~ルーベ等でプロ使用されているということだが、
市販車と同じものかどうかと深読みしてしまう。
16年モデルは、カラーリングが随分後退したようだ。
15年モデルの実機を見たが、なんか品質感を感じない。
スぺシャライズドがないのは、たまたま良く知らない為だが、
しかしs-works買わないと安い方買ったというイメージが僕の中で出来上がっている。
lookは、文句なしにカッコイイと思っていたブランドで、乗り始めた頃はショップで
フレームを眺めては、いつかこれを買おうと妄想を膨らましていたのだが、
このところのステム一体型デザインにどうしてもついていけない。
僕は革新的なモノに臆病な性格だ。あれほど好きだったカラーリングも
なんか昆虫を連想させるデザインになってしまった。
2016年モデル コルナゴCLX の画像だけが出ているけれど、
これを見る限り良いなあ。と思っていたら、下記の赤の差し色がはいったやつは、
国内販売がなさそうだ。しかしどのメーカーもライトグリーンやら黄色の蛍光色を
使いたがるが、いったい誰が良いと言っているんだろう。バッタじゃあるましし。
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