キシリウムSLEの走行距離は500㎞を越えた。

僕の場合、いつものことだが色々と機材をグレードアップしても、
いきなり変化を感じることは、実はあまりない。数100キロ走った頃、
変わったと感じることが多い。
唯一の例外はタイヤとチューブで、ザッフィーロとかいうゴミタイヤから
ミシュランPRO3RACEに履き替えた時には、走り出した瞬間、
その変化がはっきりとわかったし、チューブをPANAレーサーに替えた時も
そうだった。

SLEのビジュアルは、なんとなくフレームに馴染んできて、
なかなかカッコよく見えるようになってきた。

最初、うるさく感じたラチェット音も慣れたせいか気にならない。
錆びたママチャリのような盛大なブレーキ音も、トーイン調整は、
何度もやったが、走行距離300㎞を越えた
あたりから収まってきた。

アタリが出てきたのか、回転性能は明らかに上がっていて、

 足を止めても、スピードが落ちないし、漕ぎ出しは、明らかに早い。
僕の妄想だが、ホイールの能力に足が追い付いてきたのだろう。
登りは、今までより重いギアを回せるようになって、特に短い坂は
随分と速度が上がった。もちろんエンジンが付いている訳ではないので
その分、脚には応える。走っていて、精密度が高いといったイメージを感じる。
どんな状況でもフレる気配もみせず、真円のまま回り続けるといった風情だ。

振動吸収性、快適性はどうかと問われても、このホイールのみで走っているので、
良くわからない。ただ比較的快適性が良いといわれるWH-6700と比べて
特にきついとは思わない。取り敢えずこのホイールで、一日260㎞走れたわけだから、
僕にとっては,これで良いんじゃなかろうか。
  http://oldroadman.blog.jp/archives/1033564155.html

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