2015年4月、それまで1万キロ以上走ったWH-6700に
別れを告げ、キシリウムSLEを購入した。
新ホイールの購入については、半年位考えた。

毎週のように一人で、50㎞~100㎞程度走る、もうすぐ60歳のオヤジが
こっそり楽しむために最適なホイールはどれか?
道端で一人寂しくパンク修理=チューブ交換する可能性があるから、
クリンチャーモデルが前提。それもチューブレス対応モデルは
タイヤ装着が面倒だから、クリンチャー専用がよろしい。

カーボンクリンチャーは良さそうだが、価格が高い。
それと、自転車雑誌の提灯記事には書かれてないが、
耐久性に不安がある。買った瞬間は高性能でも、5千キロ、1万キロと
走る訳だから、ロングレンジの信頼性が無いと怖くて走れない。
貧しく孤独な老ディは、いくつもの高価な高性能ホイールを
買って、
とっかえひっかえ乗るなんてことはない。
僕の場合、今回のホイールも着たきり雀の常用のホイールになる。
やはりアルミクリンチャーの中で最高レベルの性能評価のもので、
重量も1500gを切ったものが王道だろう。

というわけで、最初の候補は、シャマルだった。ただ調べてみると
 シャマル、ユーラスはハブが違うだけだ。(よくインプレ記事で、
シャマルとユーラスの評価が全く違ったりするんだけど、
ほんとにハブだけの違いが分かるんだろうか。)
さらに下位モデルのゾンダはスポークが鉄になる。
おそらく僕の乗り方にはゾンダが
ベストチョイスかもしれないが、
今使っているWH-6700との違いが微妙で
鈍感な僕には感じらず、
投資効果がなかったという悲しい結果を生むかもしれない。

でユーラスを買おうと一度は決めていたが、SLEが発売されて、しばらく悩んだ。
硬度を上げる処理をしたエグザリットリムは当然ながら、耐久性が高いだろうし、
シャマルと走行性能的にはあんまし変わらんだろうし
それなら急に雨が降っても止まりやすいからこっちが良いと購入した次第。
3Gスポーキングのデザインは、最後まで捨てがたかったが、
実はアキヅキさんのお店にいったら、SLEの現物がすでに入荷していて
現物を見たら我慢できなくなって、その場で代金を払ってしまった。
ロングライド用にゾンダを買おうかなどと今でも物欲をふくらませている。
mavicのホイールは、シールドベアリングを使用しているので、
5000㎞程度は、メンテナンスフリーなことも、僕のように
一張羅を履き続けるユーザーには、メリットがある。
気に入らない点は、専用ブレーキシューが一台分で6000円と高いこと、
タイヤまでセットで買わされること。これがベストのタイヤだとしても、やはり選んで買いたい。
マビックさん、タイヤなしで安くしてくれ。
キシリウムSLE購入


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